2008年10月29日

つよい子。

 先日、私の娘(3歳8ヶ月)がおでこを3針縫うケガをしました。
病院で治療するほどのケガは彼女にとっては初めて。

 保育園でのケガだったので、すぐに先生方が病院に連れて行ってくれました。
携帯に連絡が来たとき、私はお客様のお宅で会議の真っ最中だったため、すぐに行ってあげることができませんでした。
会議が終わって病院に行くと、すでに娘と保育園の先生は治療を終えて保育園に戻っていましたが、とりあえずお医者さんから説明を受けるために待合室で待っていました。

 すると「○○○ちゃんのお母さんですか?すごい子ですねー。ぜんぜん泣きませんでしたよ!」と看護師さんたちが口々に驚きの声をかけてくれるのです。
 「どうしてあんなに強い子なんですか?」
 「泣くどころか、笑ってましたよ」
との話に、
 「うちどころが悪かったんじゃないですかね~」と笑って答えましたが、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。
 
 子供がケガをして嬉しいというのも変ですが、子供はケガをしながら育つもの。
 そのケガのおかげで、我が子が親も想像しなかったほど我慢強くたくましく成長しているのだと知ることができたのです。

 おでこに絆創膏を貼った娘に「よく我慢したね~、えらいね~」とほめると、彼女も誇らしげに微笑んでいました。
本当は痛くて泣きたかったでしょうに・・・。

 かわいそうだったのは、保育園の担任の先生。
 責任を感じて号泣してました。「女の子の顔に怪我をさせてしまって・・・」と。

 でも、もしおでこにキズが残ってしまったとしても、それは先生のせいでもなく、お友達のせいでもありません。
 彼女にとって、このキズは「つよい子」の証。

 ちょっと大きくなって彼女がキズを気にするようになったとき、私はこれは
「あなたが強くて勇気があることの、大切な印なんだよ」と伝えてあげたいと思います。

 私もつよい子だった証のカンパチ、いっぱいありますから♪

                                 ママケアマネ  ノダ知加子


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Posted by ライサポ事務局 at 08:00│Comments(0)ノダ知加子
 
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